我が家の愛犬は花火や雷といった音も光も凄く怖がっていて
夏の花火大会や雷様の時はどうにもなりません。何年か前の大地震の時以来大変です。
我が家の周りは田んぼで音が反射しています。
わんちゃんは、花火が始まると私たちに「助けてよ」と
ものすごく口からよだれが出て周りはびしょ濡れになります。
動物病院から安定剤等でも試しましたが効果はありません。
どうか今年の花火は楽しく見れますように対処法お願いします。
<ご相談のわんちゃん>
●年齢:0年0ヶ月
●犬種:雑種
●性別:メス
●去勢・避妊手術:未 (予定なし)
●一日の散歩(おでかけ)の時間:0時間0分
●フードは10分以内に食べきりますか?:はい
●他の動物との同居:なし
●居住形態:一戸建て
●家族構成:4人家族
雷や花火などを怖がる性格の対処方法としては以下のようなものがあります。
◎興奮を避けるためにケージに入れて居場所を限定すると落ち着く場合があります。
この時、ケージの上からカバーをかけて外が見えないようにするとより安心感が得られます。
◎大好きな食べ物で気を紛らわせる。コングにピーナッツバターを塗るなど長持ちするものが良いです。
◎できるだけ誰かが側にいてあげる。小型でしたら、抱っこしてあげると良いでしょう。
そして、ゆっくりマッサージしてあげます。
ただし、赤ちゃんをあやすようにポンポンと背中を叩くのは興奮するので逆効果です。
◎普段から家の中で雷のCDなどを聞かせて少しずつ慣れさせるのも1つの方法です。
(無理は禁物です!)
既に安定剤も試されたとのことですが、安定剤にも色々な種類がありますので、
わんちゃんに合うものがないか動物病院にもう一度相談してみてはいかがでしょうか。
あるいは、ご参考までにこんな方法もあります。
「バッチフラワーレメディ」をご存知でしょうか?
1936年に医師でもあり細菌学者でもあったイギリス人のエドワード・バッチ博士によって
確立された、“花”の力を利用した癒しのシステムです。
バッチ博士は、ある特定の花は精神を癒す特別の力を秘めていることを発見。
その花の力を利用したのがフラワーレメディというわけです。
レメディは薬ではないので副作用などの心配がなく、
生き物の体に本来備わっている「自然治癒力」に働きかけるものとされています。
近年はペットにも用いられるようになりつつあります。
フラワーレメディの種類には色々あり、
身体的・精神的に疲れているときに効果がある「オリーブ」、
理由が見当たらないのに元気・食欲がないときに「マスタード」、
飼い主を異様に独占したがる・離れるのを嫌がる子に「チコリー」といった具合に
さまざまな精神状態に働きかけます。
雷や花火を恐れるわんちゃんちゃんのように
原因がはっきりと分かっている恐れや不安を取り除いてくれる「ミムラス」もあります。
私の愛犬ベルも非常に怖がりな性格でしたが、ミムラスを試したところ驚くほど効果がありました。
さらに隣の家に住むゴールデン・レトリーバーの男の子も怖がりでしたが
ミムラスのおかげで花火が鳴っても平気で寝ていられるようになりました。
※効果には個体差があります。
こういった療法もありますので、一度専門家に相談してみてはいかがでしょうか。
今年の夏はわんちゃんが楽しく過ごせるよう、応援しています!