健康・しつけ・くらし記事 獣医師さんのアドバイス

老犬と暮らす

第9話 嗅覚遊び

犬の優れた嗅覚は年をとっても失われにくいものです。楽しいゲーム感覚でにおい当てをして嗅覚を刺激しましょう。

老犬だからもう遊びたがらない、と決めつけず、日々の暮らしの中にちょっとした変化や楽しみを見い出すのも若さを保つ秘訣です。

指導:中塚圭子
モデル犬:米(ヨークシャーテリア)

[ 1 ] フードはどっち

手の中にフードを隠し「どっち?」と言って当てさせるゲームの発展形です。小穴の開いた容器を数個用意し、愛犬の好むフードやおやつを入れてにおいで当てさせます。クンクンと真剣に嗅ぐ様子は見ていて微笑ましいもの。雨の日や暑い日などに家の中でも楽しめます。

嗅覚トレーニング1
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嗅覚トレーニング2
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[ 2 ] 宝探し

[1]の「フードはどっち」に慣れてきたら、部屋の中の少し離れた場所に隠してにおいで探させてみましょう。

嗅覚トレーニング3
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嗅覚トレーニング4
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[ 3 ] うまうまナビゲーション

フードを床に点々と置いていき、愛犬がにおいをたどっていくというゲームです。フードとフードの間隔を広げたり、カーブさせたり、違う部屋までつなげたりと変化をつけて、簡単に楽しめるゲームです。

嗅覚トレーニング5
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