健康・しつけ・くらし記事 獣医師さんのアドバイス

老犬と暮らす

第7話 ワンちゃんのアンチエイジング




年をとってきたからこそ身ぎれいに、と考えるのは愛犬の場合も同じ。

加齢とともに出やすい目ヤニや口焼けなどをこまめに手入れし、いつまでも若々しさを保ちたいものです。

若いころには見逃していた歯みがきや爪切りなど、年を経るほど欠かせないケアもあります。


指導:中塚圭子
モデル犬:ユキ(ウエティー)

[ 1 ] お手入れ

目ヤニや口焼け、耳汚れなどは、飼い主のお手入れ次第でかなり差がでます。日ごろからこまめにしてあげましょう。といっても、無理強いは禁物です。ふれあいタイムのつもりで少しずつ慣らしていきましょう。

目ヤニのお手入れ
動画を見る
口焼け防止
動画を見る
耳のお手入れ
動画を見る

[ 2 ] 歯石取り

人間同様、歯石がたまると病気の要因にもなります。病気予防のつもりで歯磨きを見直しましょう。かなりたくさんの歯石がたまっている場合は、動物病院で除去してもらうことをおすすめします。

歯磨きの方法
動画を見る
マウススプレー
動画を見る
馬のアキレス

[ 3 ] 爪切り

若いころにはしっかり散歩をしていたため自然に擦れて爪が伸びるのが気にならなかったかもしれませんが、散歩量が減ってくると伸びがちなので、こまめにチェックしましょう。自分で切りにくい場合、獣医師やトリマーなど専門家に頼むといいでしょう。

爪の切り方