健康・しつけ・くらし記事 獣医師さんのアドバイス

老犬と暮らす

第4話 おそとウォーキング

柔らかな陽射しを感じながら愛犬と散歩す
るのはなによりの楽しみ。

でもそんなとき、愛犬が立ち止まったり、
飼い主より遅れることが多くなってきたら、
お散歩にも注意が必要です。

さらに年を経ると痙攣したりよろけるなど
足腰が弱くなってくるので、無理しない程
度に今からできるウォーキングを心がけま
しょう


指導:中塚圭子
モデル犬:つくし(キャバリア)

[ 1 ] いろんな道を歩こう

いつも歩くアスファルトの道路だけでなく、なるべくいろいろな素材の道を散歩コースに取り入れ ましょう。芝生、砂利道、地道、木道、落葉の積った道など、肌触りが異なる道を歩けば脳が刺激 されます。

アスファルトの遊歩道
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芝生
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地道
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砂利
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[ 2 ] ジグザグ歩き

まっすぐ前に歩くだけでなく、横向きの動きを加えることで足の違った筋肉を使うことができます。
散歩途中の車両止めポールなどを活用して行ってみましょう。

ジグザグ歩き
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[ 3 ] お殿さま・お姫さま散歩

あまり歩かなくなったからといって家の中に閉じこもってしまうのは考えものです。散歩は足腰を鍛えるためだけではなく、脳の 刺激や気分転換にもなりますから、それぞれのワンちゃんのペー スに合わせて散歩を工夫してあげましょう。

お殿様・お姫様散歩
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小休止は多めにとり、ワンちゃんに話しかけたり春の草花を見つけるなどして楽しもう。