健康・しつけ・くらし記事 獣医師さんのアドバイス

老犬と暮らす

第3話 ふれあいマッサージ

マッサージは、愛犬の体を癒しながらコミュニケーションをとることができる大切なふれあいです。

ゆったり落ち着かせてあげたいとき、緊張を解きほぐしてあげたいときに、飼い主の手でやさしくマッサージしてあげましょう。

犬の呼吸に合わせて手を動かし、体温を感じながら嫌がらない程度に行いましょう。


指導:中塚圭子
モデル犬:栃くん、ジー太くん(MIX)

[ 1 ] 落ち着かせるマッサージ

動物病院などに行って落ち着かないとき、抱き上げたり体を寄せてやさしくマッサージをしてあげると気持ちがほぐれて落ち着きます。背中や胸、お腹をやさしくなでるように。

≪背中≫
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≪胸≫>
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≪お腹≫
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[ 2 ] コリをほぐすマッサージ

怖がりの犬は緊張したり警戒したりするたびに耳を動かすので、耳が緊張しがちです。また攻撃的な犬は口の周りや尻尾が緊張しがち。こうしたコリをやさしくほぐしてあげましょう。

≪耳≫
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≪マズル
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≪尻尾≫
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[ 3 ] 体を温めるマッサージ

犬も体に比べて脚が冷たくなりやすいものです。脚にはツボがたくさんあり、脚をマッサージすることで血流もよくなり、体全体が温まりやすくなります。

[ 4 ] 温シップマッサージ

入浴剤をとかし入れたお湯にタオルを浸し、絞ってから肩や腰にあてます。

≪脚≫
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≪肉球≫
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※マッサージをするときにアロマオイルなどを利用するのも一案です。嫌がるときには無理に続けるのは禁物です。愛犬が気持ちいいことが最優先です。