出産を10日後に控えて、レントゲン撮影をした結果、医師から100ｇちょっとしかない未熟児だと宣告されました。どうも母体からの栄養が赤ちゃんに行ってないような・・・。
フードは勿論、パピー用に切り替えてありますし、量も気持ち多めに与えてます。
さらに、母親は骨盤が狭いとも言われました。現時点では、赤ちゃんが小さめなので難産の心配は、ないらしいが、未熟児から栄養補給で大きく成長すると難産になるそうです。医師は、特別なフードの与え方はしなくていいと言うんですが・・。と言うことは、未熟児で生ませた方がいい？ちなみに、犬種はビーグルで初産、お腹の中は3頭入ってます。どうしましょう？
胎児は妊娠の後半から急速に大きくなっていきます。このため、出産予定日の10日前に100ｇ程度の体重としても、出産時には150～200ｇ前後の体重になっているでしょう。この体重であれば、ビーグルでは未熟児とは言えないでしょう。ただ、出産予定時の体重が100ｇというのであれば、未熟児ということになりますが、若干小さめに生まれたとしても、出生後にしっかりと管理をしていくことで、大きく育っていきますよ。
現在の食事管理に関しては、母犬が太り過ぎないように、また痩せすぎないように注意します。太りすぎ、痩せすぎとは体重の増減ではなく、体全体の脂肪の付き方でみます。母犬の太りすぎも痩せすぎも胎児に悪い影響を与えてしまいます。無理に食事制限などはしないようにしましょう。
妊娠後半からは体重はどんどん増えていくのが正常ですので．．．。胎児が大きくなってくると一回に食べられる量が少なくなりますので、妊娠７週頃以降は少量頻回で必要量を与えていきましょう。
今の段階では、胎児が母犬の骨盤を通過できる大きさでとどまるのか、それとも骨盤腔よりも大きくなってしまうのかはわかりません。このため、出産予定日近くには常に獣医師と連絡が取れるようにし、万が一の帝王切開に備えることが勧められます。