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今年の夏は過ごしやすい日も多くて助かったけど、やっぱり暑いのは苦手だよ。 | |||
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そうね。しんのすけ君もコテツ君も夏は苦手だものね。最近は調子どうなの? | |||
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うん、散歩も楽しいし、食べものもおいしいよ。 | |||
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ボクもそうだよ。ついつい散歩の時間も長くなっちゃうんだ。 でも、これから寒くなってくるんだよね。 |
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それじゃ、先生、寒い季節でも元気に過ごせる方法、お教えてください! よろしくお願いしま~す。 |
![]() 私たちも厳しい暑さが続くと、体の調子を崩してしまうことがありますが、犬や猫たちも少なからすダメージを受けていることがあります。 皮膚や毛の様子はどうですか?痒がったり、毛が抜けていたりしていませんか?また、皮膚や被毛だけでなく、体の内部の変化にも注意し、食欲や便の状態、散歩の様子もみておいてください。 普段から、飼い主自身で愛犬・愛猫の様子を観察する習慣を持っていれば、ちょっとした変化もすぐに気がつくようになります。特に高齢の場合(目安としては6~7歳を超えた犬・猫)や慢性疾患をもっている時は十分に注意してあげましょう。また、「病気の早期発見チェックリスト」を紹介していますので、寒い冬を迎える前に、愛犬・愛猫の健康チェックをお願いします。 季節は秋から冬へと移っていきます。今回は、冬の季節を快適に過ごすための健康管理や事故を防ぐための暮らしの工夫についてお話をしましょう。 |
![]() 室内で飼われている場合も、エアコンや暖房器具の温度調節には注意しましょう。暖房を切った夜間との温度差が大きいと、ストレスの原因にもなりますし、散歩などで屋外に出たときの極端な温度差もよくありません。高齢の犬や猫、あるいは、慢性の疾患をもつ場合は、特に注意が必要です。 |
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![]() ![]() 「犬は寒さに強い!」っていうけれど、ブルブル震えるような寒い夜はつらいものね。暖かい寝床のほうがいいものね。ちょっとした工夫で、ぐっと快適になるよ。 |
![]() ![]() 特に、初めて冬を迎える子犬や子猫たちは、病気に対する抵抗力が十分にできていません。十分に注意してください。 |
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あのチクッてする「ワクチンチュウシャ」ってやつだね。ボクは春にしてもらったよ。おとうさんに連れていってもらったんだ。やっぱり病気、嫌だもんね。 |
![]() ![]() 予防薬は毎月1回飲ませるものが主流ですが、最近ではスポットタイプ(滴下式)のものや注射による予防薬も用意されています。いずれも獣医師とよく相談し、しっかり予防をしておいてください。適切な回数と期間、予防をおこなうことで、ほぼ完璧に犬フィラリア症は防ぐこと ができます。 |
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ボクもこの病気、知ってるよ。心臓の中で細長い虫がどんどん増えていっちゃう病気なんだよね。そんな病気にかかったりしないようにちゃんと予防しておこうね。 |
![]() 成虫が見られない時期であっても、家の中ではペットの周囲で卵やさなぎの状態で過ごしていますので、成虫を駆除するだけでなく、獣医師とよく相談して総合的な予防をお願いします。 |
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私、小さいときはノミのせいでひどい目に遭っていたのよ。でも今は、おかあさんがちゃんと予防してくれているから安心だわ。 |
![]() 膀胱炎や不適切な排泄行動の原因になりますし、雄猫の場合は、尿道がつまってしまいおしっこが出なくなってしまうこともあります。 猫がトイレに行きたい時に行けるよう、暖房中の部屋でもドアは少しすき間を開けておくなどの工夫をしておきましょう。 また、冬の季節でも、新鮮な水はいつでも飲めるよう用意しておきましょう。飲水量の不足も、膀胱炎など泌尿器系の病気の原因になります。 愛猫のおしっこの状態にも気をつけてみておいてくださいね。 参考→猫チャンのおしっこチェックしてますか |
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![]() また、冬の時期は日が短くなります。暗い夜間の散歩にも気をつけてください。自動車からは小さな犬や猫は見つけにくく、交通事故の危険も高くなりますので、どんな時も、必ずリードでしっかりつないで出かけましょう。放し飼いは絶対にだめですよ。 |
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風呂場やストーブ![]() また、部屋の中でも、電気のコードを引っかけてストーブを倒したり、熱くなった所に触れてしまう、何かの拍子に、ストーブの上のやかんやなべを倒してしまう、といった事故にも気をつけましょう。 燃えやすい布製のおもちゃなどくわえて遊んでいた時に、ストーブの近くで放してしまったりして、「危うく火事に」ということにもなりかねません。やんちゃな子犬や子猫がいる場合や、一緒にそばにいることができないときは、ケージやサークルに入れておくようにしましょう。 |
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私も暖かい場所は大好き。ストーブやこたつは手離せないもの。でも、とても危ないものなのね。気をつけなくっちゃいけないわ。 |
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あ、そうか。「ケージの中で待っててね」ていう時があるけど、万が一のことがないようにって、いうことなんだね。 |
誤飲による事故・感電![]() ![]() 中毒のおそれのある観葉植物としては、ポインセチア、ジャスミン、アジサイ、アサガオ、アマリリス、アボカド、ヒヤシンス、シクラメンなどがあります。 その他にも、ビニール、サランラップ、ストッキング、ボタン、針や糸などの日用品や、たばこ(たばこの吸い殻)、殺虫剤、ノミ駆除剤、ホウ酸団子、ナフタリン、除草剤、漂白剤、ナメクジ駆除剤など、間違って口にすると、大変危険なものが私たちの暮らしの中には多くあります。 猫も毛づくろいの時など、体についたもの誤ってをなめてしまうことがありますので、ちょっとした不注意で事故がおきてしまわないように気をつけましょう。 また、何でもおもちゃにしてしまう子犬・子猫には要注意!電気のコードやコンセントをかじって壊してしまい、感電事故を招いてしまうこともあります。 |
![]() 人間の食べ物、お菓子類は安易に与えたりしないでください。ついつい「これくらいなら・・・」と与えてしまいがちですが、栄養の面でもしつけの点でもよくありません。 もちろん食べ過ぎ(与え過ぎ)にも気をつけましょう。 |
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食欲の秋、でも食べ過ぎちゃダメ! |
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しんのすけ君もコテツ君も、食欲が戻ってきたからって、あまり食べ過ぎちゃダメよ。太っちゃうわよ。 | ![]() |
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大丈夫。だって、ごはんはいつも同じだけしかもらわないし(ボクのお茶碗にちょうど一杯なんだ)、それに、運動不足にならないよう、おじいちゃんが毎日欠かさず、散歩に連れていってくれるからバッチリさ。 | |
![]() おかあさんがいない時は、窓から外を見ながら日光浴したり、お気に入りの場所でお昼寝でしょ。あとは部屋のおもちゃで遊んだり、毛繕いしたり。おかあさんが帰ってきたら、ちょっと甘えて遊んでもらうわ。 私もごはんを用意してくれるのは、いつもおかあさん。だから、ちゃんと太ったりしないよう気をつけてくれているみたい。わたしたちの食べるものはおかあさんやおじいちゃんたち飼い主さん次第だものね。私も、もうおばあちゃん。おいしいものは大好きだけど、おなかいっぱいに食べることより、「体にいいもの」が一番よね。 |
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気をつけないといけないこと、いろいろあるんだね。 | |
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そうよ。みんなも病気や事故に気をつけて寒い季節も元気に過ごしてね。 |
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年末・年始は動物病院の診察日をチェック! |
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