「探しています。MIXの中型犬 特徴… 連絡先 電話×××-〇〇〇」
このような迷子になってしまった愛犬や愛猫を探すポスターを、動物病院の待合室や電柱などで見かけたことはありませんか?何らかの理由によって愛犬や愛猫が迷子になってしまうのは、飼い主さんにとっても、犬や猫にとっても、とても辛く悲しいことです。
「うちの子は大丈夫。迷子になったりしないわ」と、思っていませんか?
どんなに気をつけていても「万一」ということがあります。
(※95年の阪神大震災では多くの犬や猫が迷子や行方不明になりました。)
今回は「迷子」になる原因とその対策について紹介しますので、もう一度確認しておきましょう。
首輪のサイズは合っていますか?長い間使っているため傷んだりしていませんか? 首輪やリードは使い方にもよりますが「消耗品」のひとつです。切れたり外れたりしてしまわないよう、早めに取り替えておきましょう。また、庭にリードでつないだままにしていると、留守の時などリードが首に巻きつくなど万一の事故の危険性もあるので、できるだけ、犬専用の屋外サークルを用意してあげるとよいでしょう。 車の中で自由に動けるようにしておくと、運転の妨げになる場合もあり危険ですので、胴輪とリードを利用するなどして、車の中でも繋いでおくようにしましょう。急ブレーキやカーブ道でのケガを未然に防ぐなど犬自身の安全確保にも役立ちます。 ノーリードでの散歩は絶対にしてはいけません。 |
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猫自身の健康と安全のために「室内飼い」をしましょう。迷子になるのを防ぐだけでなく、交通事故や他の猫とのケンカによるケガや伝染病などの危険から守ることもできます。 ただ、室内飼いでも玄関の扉があいていたり、窓から外へ出ていってしまう場合もありますので、忘れずに迷子札を首輪に付けておきましょう。また、室内ゲートや網戸などを利用して、何かの拍子に外へ出ていかないような工夫も大切です。 愛猫と一緒に動物病院へ行く時なども、抱いたまま連れていったりせずに、胴輪とリードでしっかりつないで、ケージやキャリーバッグ、猫袋なども利用して連れていってあげてください。 |
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万一、迷子になってしまった時、無事に保護された場合も飼い主さんと早く連絡が取れるように、愛犬・愛猫には迷子札などを利用し、連絡先(飼い主さんの電話番号など)がわかるよ うにしておいてください。普段から準備をしておきましょう。
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→埋め込まれたマイクロチップの標識番号は「リーダー」と呼ばれる機器を使って読み取ることができます。 |
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←鑑札専用のホルダーを利用して首輪につけておけば、鑑札もかわいいアクセサリーになりますよ。 |
「今どこにいるのかな?」そんな時、おおよその位置情報が得られるサービスがあります。これは、NTTドコモのPHSを利用した「いまどこサービス」というもので、専用の端末「P‐doco?mini」など「いまどこサービス」対応PHSを持っている人のおおよその居場所を地図情報(iモード、インターネット、ファックス出力)で確認できるサービスです。お子様や高齢の方が外出時にこの端末を持っていれば、ご家族の方がどのあたりにいるのかを知ることができます。
ΓP‐doco?mini」端末本体のサイズ:大きさ(高さ51x幅34.2x厚さ16.3mm)、重さ(質量約27g)
※「PHS・いまどこサービス」についてはお近くのドコモショップでお尋ねください。
新しい技術の開発や機器の進歩により、私たちの暮しもますます便利に変化してきています。 愛犬・愛猫を迷子にさせないことが何よりも一番大切ですが、万一迷子になってしまった時でも、より便利で役に立つ技術やサービスが、近い将来、利用できるようになるかもしれませんね。それまでは、今回紹介しました方法を参考に愛犬・愛猫をしっかり守ってあげてください。 |
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