健康・しつけ・くらし記事　幸せ！シニアライフ

シニアの入り口は、7歳前後から。

犬種によって異なりますが、1歳で高校生くらい、2歳で24歳前後まで成長します。それからは1年で人間の4倍ものスピードで年をとっていくと言われています。また、大型犬のほうが小型犬よりゆっくりと成長する反面、年をとるスピードは大型犬のほうが速くなります。 　人間を含め、動物は「誕生→発育→成熟→老化」という流れをたどりますが、誕生した瞬間から発育するように、老化は成熟しきった瞬間から始まります。犬種や個体差はありますが、様々な変化が少しずつ見え出すのが7歳前後で、実際に見て感じるようになるのは10歳前後。心身ともに少しずつ変化が訪れてきます。

犬は捕食動物であるため、自然界であれば獲物を探し、追いかけ、捕まえて食べるというのがそもそもの生き方。そのため、ボールを追いかけたり、おもちゃで引っぱり合ったりする遊びを好みます。また、もともと集団で生活してきた社会性のある動物のため、人や犬同士のふれあいを楽しみます。 　このような犬の習性を理解し、愛犬の欲求を満たしてあげることが第一歩になりますが、ポイントは、少しでも早い時期から経験の積み重ねが大切ということ。シニアになって今でも経験していなかったことを急に始めると、逆にストレスになることもあります。 　楽しいことや好きなことを少しでも若いうちにたくさん経験しておきましょう！そうすれば、年をとっても楽しむことができ、それがアンチエイジングにつながります。