健康・しつけ・くらし記事 獣医師さんのアドバイス

うちの子への理解度をチェック!

うちの子への理解度をチェック!

「吠える」って犬にとっては気持ちを伝える大切な手段。
だからこそ、吠え続ける愛犬の気持ちを考えてみてあげませんか?

(監修・中塚圭子先生)

吠える対象は好きなもの?
苦手なもの?

「チャイムに吠える」だけでも、音が怖い子もいれば、来客が嬉しい子もいるんですよ。

強気?弱気?
それとも、いつも陽気?

「強い番犬として」「怖くて」「嬉しくて」・・・など、吠える理由は性格によって様々。愛犬はどれにあてはまるでしょうか?

知っておいてほしいこと

お散歩不足だとストレスがたまり、吠えやすくなります。

「1日2回、合計30分」は5歳以上の小型犬の最低ライン。
若い子や大きい子なら不満かもしれません。

愛犬のケースによって対応方法は違います。

例えば・・・

  • 不快なものに吠えるなら原因を避けよう。
  • 食べ物への要求吠えなら知らないフリを。
  • 淋しがり屋なら、日頃から抱っこをしてあげて。
  • 番犬気分の子は警戒心を和らげて、「知らせてくれてありがとう」と認めてあげよう。

それでも止まらない子には「もういいよ!」とビシッとはっきり伝えてみよう。

愛犬に合いそうな方法を探してみましょう。

ほめ方も大切。

ほめる時は高めの優しい声で。
愛情表現として、ほめた後におやつをあげても◎。逆に叱る時は低めの声で伝えてみて。

難しければ、しつけアイテムの活用や専門家へのご相談がおすすめです。