健康・しつけ・くらし記事 獣医師さんのアドバイス

虫除け ブラッシング シャンプー トラブルを防ぐ!夏の肌ケア対策

虫除け ブラッシング シャンプー トラブルを防ぐ!夏の肌ケア対策

虫除け ノミ ダニ 蚊・・・虫刺されから守ろう!

身近な場所に潜んでいる!
お外大好きだけど、虫キライ!

野山でなくても、街路樹や道端の草むら、水辺など、身近な場所にも虫は潜んでいます。毎日のお散歩で刺されないように、虫除け対策を習慣づけておきたいですね。

水辺に・・・街路樹に・・・
帰宅時にチェックしよう!ダニは顔回りや足、ノミは背中からお腹を重点的に。

ダニは草の裏側などに潜んでおり、犬は顔を近づけてにおいを嗅ぐので、顔回りや足先、肉球に付きやすくなります。 ノミは背中に付き、動き回ってお腹へ逃げ込むので、被毛を掻き分けてチェックしましょう。

◎ノミ・ダニを見つけたら、動物病院に相談しましょう。
◎予防には動物病院での定期的な駆除剤投与をおすすめします。

お散歩の習慣に! 虫除けスプレー・ワンポイント
ペディペディハーブ

天然ハーブ100%の微香タイプ。
2、3日効果が持続します。

香りを持続させるには?

被毛をめくって地肌にかけると、持続力がアップします。また、リードやハーネス、ウェア、キャリーなどにかけるのもおすすめ。

スプレーの香りを嫌う子には?

顔回りを避けて背中などにかけてあげましょう。微香タイプを選ぶのもポイント。

ブラッシング&シャンプー 蒸れ・汚れを寄せ付けない!

ブラッシングが、夏の地肌に大切なワケ
スッキリさせてね

抜け毛(死毛)が溜まると皮膚が蒸れ、雑菌が繁殖しやすく、トラブルの原因になることも。こまめなブラッシングで抜け毛を除去して、通気性をよくしておくことが大切です。

  • ファーミネーターワンプッシュ

    ダブルコートの子に。

  • ピロコームE

    手グシみたいに優しい!

嫌がって、じっとしてくれないときは?

おやつで気を引く

1人がおやつで引き寄せている間に、もう1人がブラッシングをします。

高い所にのせる

高いところだとじっとしやすくなります。落下防止のため、台の上には必ず滑り止めマットを敷きましょう。

散歩後のまったりタイムに

運動して落ち着いた状態のときに試してみましょう。

シャンプーで、きちんと汚れを落とすコツ
顔は最後ね

どこから洗うの?

顔にシャンプーの泡がついている時間を短くするように、お尻→背中→頭の方向に洗っていきます。

洗う前にブラッシングを

ブラッシングで毛のもつれやホコリを取っておくと、シャンプーがなじみやすくなります。

洗いにくい部分はどうする?

顔 耳 足裏の洗い方

次のシャンプーまでに、汚れ・体臭が気になるときは?

シャンプーは月に1~2回が目安ですが、次のシャンプーまでに汚れを落としたいときは拭き取るだけでOKのケアアイテムがおすすめです。

  • APDCウォーターレスシャンプー

    泡タイプで使いやすい!

  • 炭酸Sodaワン・クレンジングフォーム

    部分洗いに便利な泡タイプ。

超吸水ドッグタオル

吸水力バツグンで
ドライヤーの時間も短縮!

夏だって自然乾燥はNG!

しっかり乾かそう!

生乾きはトラブルの元。皮膚が蒸れてかゆくなり、なめたり毛をむしり取ったりして皮膚病になることもあります。タオルでしっかり拭き、ドライヤーも使って完全に乾かしましょう。

乾いたかな?チェック

脇や足裏、内股などは特に乾かしにくい場所なので、湿った毛がないか根元までしっかり確認しましょう。

走り回って濡れた体をプルプル
超吸水ドッグバスローブ

家中がびしょ濡れになり困っていましたが、今では、どんなにプルプルしてもバスローブが吸ってくれます。

くり(ボーダーコリー)
飼い主:足立さん(長崎県)
※超吸水ドッグバスローブ使用