いつも通りのお散歩、楽しくて
ハァハァしていると思っていたのに、
今日は様子がおかしい・・・?
それは、体温調節のハァハァではなく、熱中症の前触れかも・・・。
人はそんなに暑さ感じないときでも、犬にとっては地面に近い分だけこたえる暑さになっている場合も。
こまめに休憩を取る、水分補給をする、日陰の多いコースを選ぶ、水をかけるなどして体を冷やすなどの対策を。
涼しくなったはずの夜にお散歩。
家に帰ってからグッタリしちゃった・・・。
日が暮れてもアスファルトは熱を持っています。「夜だから大丈夫」と出かけて路面からの照り返しで熱中症になってしまうこともあります。お散歩前には手でさわって確認を。
熱中症の症状がすぐに出るとは限りません。家に帰ってからハァハァしだして発症することもあるので、お散歩から帰ったら、冷たいお水をあげたりクールマットなどを利用してクールダウンできるようにしてあげて。
とても暑い日には早朝のお散歩がおすすめ!
夜の間にアスファルトの熱が冷めるので安心です。
クレート好きなうちの子、
部屋にはクーラーをつけていたのに
体が熱くなってツラそう!
エアコンで充分に部屋を涼しくしていても、風が通らず空気がこもってしまうクレートなどは愛犬自身の体温で温度が上がる危険が!ケージやクレートを使う場合は、入口を開けて自由にできるように。けっして閉じ込めないようにしてください。
症状が進むにつれ、
下痢や嘔吐、けいれん、失神などが見られ、ショック症状を起こして死に至るおそれがあります。
これらの症状が見られたら、まずは体を冷やし、すぐに病院へ連絡してください。
熱中症・・・「高温」「多湿」が原因で、体温調節ができなくなる症状です。
人には快適な温度でも”毛皮”を着ているような愛犬にとって、今が暑くないわけがないのです!
人が感じる心地よい暑さは犬にとってはすでに猛暑!
ほとんど汗をかかない体質を理解して、飼い主さんが周りの環境を整えてあげましょう。
■ 風通しの悪い、閉めきった部屋
カーテンを閉めていたり、クールマットを使用していても、空気が循環しないため室温が上がってしまうことがあります。
■ 湿度の高いとき
■ 興奮しやすい環境やなれない場所
寒暖の差が激しい今の季節、気温の変化にも注意を。
梅雨頃までは朝晩や前日の寒暖の差が激しいことも。
お留守番の前には天気予報をチェック
水分補給もしっかりと。
水分摂取量が少ないと熱中症になりやすいので、自由に飲めるようにいろんな場所に、十分な量を用意してあげましょう。
こんな子は特に注意!
■短頭種 ■肥満気味の子 ■興奮しやすい子 ■高齢犬
高齢犬は体温調節が成犬に比べ、上手くできない場合があるため熱中症になりやすい傾向にあります。また冷えすぎにも注意を。移動が困難な子だと寒く感じても逃げることができません。部屋の温度や使用するアイテムには気を付けてあげましょう。