しゃべることはできませんが、犬はいつも飼い主さんに向かって精一杯気持ちを伝えています。
身体の動きやしぐさの意味を理解して、もっと愛犬とわかり合えるといいですね。
しっぽを元気よくブンブン振るのは、典型的な喜びのサイン。
うれしいほど、しっぽの振り方が速く大きくなります。
要注意!
しっぽの先の方を左右にゆっくり降っているときは、不快や警戒のしるし。
相手に襲いかかるタイミングを計っています。
初めて会う犬どうしのあいさつなど見られるしぐさ。
緊張しながらお尻のニオイをかぎ合います。
また体が前に向かい、毛が逆立っているときは、威嚇のサインです。
しっぽを股の間に入れるのは、恐怖のサイン。
肛門腺を覆って自分のニオイを相手に気づかれないようにしています。
知らない人や犬が近づいてきた時などに見せる、強い緊張や不安のサイン。
相手から発されるニオイや音に神経を集中しています。
前脚をかがめ、お尻を持ち上げるポーズは、飼い主さんや他の犬を遊びに誘うサインです。
仰向けになって一番弱いおなかを相手に見せるのは、「あなたに従います」という降参・服従のポーズです。
初めての場所に来たり、初めての犬に会った時などに床や地面を嗅ぎ回るのは、不安な気持ちを落ち着かせる行為です。
寒くないのに身体をこわばらせ、ブルブル震えていたら、怖がっています。
緊張やストレスを感じているときに自分を落ち着かせるための行為。
飼い主さんに叱られているときに連発するのは、「もう怒らないで」のサインです。
鼻や口の周りを繰り返しなめるのは、不安や緊張をほぐそうとしているサインです。
呼吸が荒いわけでもないのに、口角を上げて舌を出したり、目を細めたりするのは、犬の笑顔。飼い主さんに送る友好のサインです。