健康・しつけ・くらし記事 獣医師さんのアドバイス

秋から冬の健康管理

飼い主さんの「知識チェック編」

年末年始は動物病院の診療日をチェック!

秋から冬に発症したり悪化しやすい病気は次のうちどれ?

正解数3コ
  • 外耳炎
  • 関節炎
  • 心不全
  • 尿石症
  • 膿皮症
  • てんかん

冬とウイルスによる感染症の関係について正しいのはどれ?

正解数2コ
  • ウイルスの感染率に、季節の影響はない
  • 空気が乾燥するとウイルスは飛散しやすくなるため、冬はウイルスを吸引しやすい
  • 冬は体の抵抗力が低下するので、感染しやすい
  • 人や猫は冬に感染しやすいが、寒さに強い犬は冬のほうが抵抗力が高まり、感染しにくい

ノミの生態について正しいのはどれ?

正解数3コ
  • ノミは春・夏しか繁殖しないので、冬は予防の必要はない
  • エアコンで快適な室温に調整していれば、ノミは1年中繁殖できる
  • ノミは、気温が低くても、卵・さなぎの状態で越冬できる
  • 犬猫の体にノミの成虫がみられなくても、居住空間に卵・さなぎが潜んでいる可能性がある

犬フィラリア症の予防について正しいのはどれ?

正解数2コ
  • 秋になり蚊がみられなくなったら、予防をやめてよい
  • 蚊がみられなくなってからも、最低1~2カ月の予防が必要
  • フィラリアの予防期間は地域によって異なるので、予防の開始・終了時期は動物病院の指示に従うべき
  • フィラリアの予防薬は実は2カ月近く効力が持続するので、10月に最後の投薬をすれば予防は完璧

猫のFLUTD について正しいのはどれ?

正解数1コ

注1 尿石症などの猫の下部尿路疾患

  • 飲水量が少なくなりがちな冬は、泌尿器系の病気にかかりやすい
  • 夏のほうが発汗量が増え、そのぶん尿量が減少するので膀胱炎にかかりやすい
  • 水の飲みすぎはトイレに頻繁に行くことになり、泌尿器系の病気の原因になる
  • 膀胱炎の発症率に、季節の影響はない

犬の散歩について正しいのはどれ?

正解数1コ
  • 犬の体に負担のない気温や路面状態なら、散歩は何時に行ってもかまわない
  • 犬は習慣の動物なので、1年を通じて、散歩は毎日同じ時間に行くべき
  • 犬は、どんな犬種でも寒さに強いので、散歩時に衣服を着せるべきではない
  • 高齢犬でも気温などに関係なく必ず散歩に行かないといけない

猫の寒さ対策について正しいのはどれ?

正解数2コ
  • 暖気は上に行くため、暖房をつけていても、猫のいる床付近は冷えていることがあるので、注意が必要
  • 留守番時は、暖房器具をつけて出ると危険なので、猫に服を着せておくとよい
  • 猫は利口なので、暖房器具に近づきすぎたりしてヤケドを負うようなことはない
  • ケージにペットヒーターや湯たんぽを入れる場合は、猫が熱さを感じたら逃げられるスペースを設けておく

犬猫が観葉植物の葉を食べても大丈夫?

正解数1コ
  • 一般に栽培されている鉢植えや観葉植物に危険はないので、かまわない
  • 身近な植物のなかにも食べると中毒を起こすものがあるので、注意が必要
  • 犬猫はもともと肉食動物なので、植物は食べない
  • 犬猫は本能的に危険な植物は避けるので、心配はいらない

秋から冬の食事について正しいのはどれ?

正解数3コ
  • 冬は体温維持のためにエネルギーを消費するので、カロリーなどを気にせず食事量を増やすべき
  • 冬は体が脂肪を蓄積しやすくなるので、油断すると太りやすい
  • 冬も適度な運動を欠かさなければ、あえて食事量の調整は必要ない
  • 秋・冬に食欲が増進するのは、冬を越すための体の準備なので、適正な範囲で食事量を増やしたほうがいい
さて、結果はどうでしょう?正解は次のページをご覧ください
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