保護猫との出会いと暮らし~家族に出会うもう一つの選択~
分からないことだらけで、ちょっと不安。
そんな気持ちを持たれる方もいるかもしれません。
保護犬・保護猫を迎え入れるっていったいどういう感じなの?
今回は、そんな素朴な疑問にお答えするために
保護犬・保護猫を迎えたスタッフのエピソードをご紹介いたします。
手のひらサイズの子猫 えんびがやってきた。
えんびとわっか、時期は別々でしたが、ふたりとも保護猫として迎え入れました。
最初はえんびとの出会いです。
子猫を保護したという連絡が友人からあり、前々から「猫と暮らしたい」と言っていた
私のところに生後1週間ほどの子猫が我が家に来ることとなりました。
やってきたのは、おサル(?)のような顔をした小さいにゃんこ。
正直目も開いていない子の面倒を見たことがなかったので、不安だらけでした。
動物病院に連れて行き、ミルクの飲ませ方・おしっこのさせ方・うんちのさせ方などいろいろ教えてもらいました。
大変だったのが2時間おきにあげるミルク。
ミルクを温めたのですがしばらく飲んでくれずに冷めてしまったり、
飲んだら途中で満足してしまって、パタンと首を落としてそのまま寝てしまったり。。
なかなか、思っているようにいかないなぁ(^^;)
ミルクをあげているときに
体内から「グツグツグツ~」という謎の音が!?
夜中だったのですが、不安になって動物病院に電話したところ
謎の音は結局満足したときにでる、ゴロゴロ音だとわかりました(>へ<;)
子猫ではこんな音がするのか・・・と思いながら、
夜遅くにもかかわらず、獣医師さんに快く対応いただけたので
とても感動・安心しました!
初めて連れて行った動物病院の先生には「小さすぎるから危ないかもしれない」といわれましたが、
まわりの手助けの甲斐あって今では当時の20倍の大きさになりました!
よく育ってくれたなぁと思います。
私も仕事があるので仕事中預かってくれる人を探したり、
家族や知人などいろんな人に協力してもらって大きくなったと思います。
ただ、気がかりなことが一つ。
日中は仕事で家を空けるので、えんびが長時間一人でお留守番するのは
退屈だろうと思い、同じくらいの年齢のにゃんこを迎えようと思いました。
ふたりめのにゃんこ わっかとの出会い
えんびと同じ月齢位の女の子を探していることを保護猫カフェの方にお伝えしたところ、
子猫を多く保護している保護団体の方を紹介してくださって、その日のうちに会いに行きました。
そこで、興味を持って近づいてきてくれたのがわっか。
最後には私のカバンの上でどっかりと寝ていました。(^^;)
その肝っ玉十分(?)なところも気に入り、えんびとも仲良くなれるのではないかと思い、わっかを迎え入れることにしました。
こんにちは、はじめまして
猫は半年くらいたってから迎えても懐かない・・・ なんて話も聞いたこともありますが、なんのその。
そんな事ありませんでした(笑)
初めてケージごしに挨拶したときも思っていたよりも警戒せず。
えんび生後4ヶ月、わっか生後5ヶ月くらいで一緒に暮らしていますが ふたりとも仲良くやっています。
えんびは超甘えん坊で、わっかはしっかりお姉さん。
ふたりにかまうことで、 私もかなり元気をもらっています。
保護猫を迎えるということ
わっかを迎える時に初めて猫の保護団体さんを知り、何回かお伺いしましたが、
ワクチンや避妊・去勢の相談などものってくれて、動物病院の先生とも連携して
保護活動をされている様だったのでとても安心して迎えることができました。
猫種にこだわらないなら保護猫という選択肢もありかと思います。
各地方に保護団体さんのホームページもいっぱいありますので、
まずはホームページを見て、実際にねこちゃんに会いにいってみてください。
会ってみると、性格などもよくわかります。
保護団体さんのほうがその子の性格を知っていたりするので、マッチングもしやすいですよ。
せっかく家族に迎えるので、それぞれの家庭にあった子を迎えてあげてくださいね!
みなさまに、素敵な出会いがありますように!