ペット用品通販 ペピイ > しらべる > 健康・しつけ・くらし記事 > Q&A > シーズーの皮膚病について
5歳になる シーズー犬を飼っています。
皮膚が弱く、朝も昼も夜中もボリボリし、ひどい時には太ももの付け根や脇が真っ赤になってしまいます。
病院に定期的に行っていますが、アレルギーとのことで薬をもらい、薬が効いてる間は、痒み・赤みが治まっているようです。
薬にばかり頼るのは心配なので、お水・食事・シャンプーいろいろと、気をつけて良いものを選んでいますが、やはり人間と同じように、アレルギーというのは完治するのがむずかしいようで、薬を飲まないと症状が治まりません。薬を飲ませず良くしていくのは不可能なのでしょうか・・・。
同じような悩みをお持ちの方、何か少しでも良くしてあげられる方法がありましたら、教えてください。宜しくお願いします。
■原因を知る事が第一歩
ご質問の愛犬は、アレルギー検査をお受けになっておられますか?
アレルギーと一言でいっても様々な原因があり、家の中の細かな埃、花粉、敷物の何かの成分、食べ物など多種多様に及びます。アレルギーであれば、そのアレルギーを引き起こす原因物質(アレルゲンといいます)を知り、それを身近な所から無くす、あるいは減らすようにしていくことが一番です。
■原因物質を避けるように工夫を
アレルゲンの種類がわかったのであれば、それに応じてアレルゲンを少なくする・洗い流す・避けるといった方法を取る事ができます。
例えば、家の中の細かな埃が原因であれば家の中の掃除をこまめにしていくことでアレルゲンを少なくしていく事ができます。
花粉など外にある植物が原因であれば、その花粉が飛んでくる時期にはレインコートなどを身に着けて散歩に行き、散歩後はレインコートから外でついて花粉をできるだけ落とし、愛犬の体をお水(シャワー)で軽く洗って、表面についているかもしれない花粉を取り除いてあげることが日常的な対策の一つとなってきます。
敷物であれば、その敷物を除去し別の物に変えることで症状が治まる事があります。
食物性のアレルギーであれば、原因食物を食べないようにすることです。特定の食物を避けることによって、症状が次第に緩和される事があります。特定の食物が入っていないフードを探す事が困難と思われるかもしれませんが、アレルギー検査によっては、食物性アレルギーが判明した段階で、その子が食べる事ができるフードについての情報を添付しているものもあります。また、食物アレルギーを引き起こさないよう工夫されている処方食もあります。
どのような工夫であれ、今すぐにでもできるようなことばかりですが、これは継続して行っていく必要があります。途中でくじけないように、しっかり敵であるアレルゲンの正体を知っておくことをお勧め致します。
■検査をしっかり受けておきましょう
アレルギーがあるイヌは皮膚の機能が低下しているため、様々な感染症を起こしやすくなります。感染症によって更に症状が悪化してしまう事がありますので、症状が悪化したと思われたときには、細菌や真菌、そして寄生虫感染の検査をお受けになることをお勧め致します。
■薬は大切・薬の知識をもちましょう
アレルギーで身体全体が痒い、痒くてたまらないというような時にはとてもつらいもの。しかも、つらいだけでなく、掻いてしまう為に、自分の体に自分で傷をつけてしまい、感染症を引き起こし、更に痒くなって、と悪循環が起こり、症状がどんどん悪化してしまう事があります。このようなことにならないよう、薬剤で症状を抑えてあげる必要がやはりあります。
アレルギーの際の薬剤には抗ヒスタミン製剤、ステロイド製剤、免疫抑制剤があります。また、補助食品として脂肪酸製剤があります。どの薬剤も幾つか種類があり、個体によって合う合わない、効果が高い、低いといったことが見られますので、どの薬剤を現在使用しているのかを獣医師に尋ね、またその副作用についてもお聞きになられるようになさってください。そして、その薬剤に対しての反応はどうであったかを獣医師にお伝えになるようになさってください。これによって、愛犬にあった薬剤が見つかるかもしれません。
薬剤に関しては、必ず自己判断で止めたり、量を増減したりせずに主治医の指導に従って回数や用量を守るようにしましょう。薬剤の中には副作用が出ないように、徐々に量を減らしていくものや、規定の用量を使用しないと効果があらわれないものもありますので、ご注意ください。
■日常生活の基本を
しっかりご飯を食べること、適度な運動を行うこと、愛犬と一緒に遊びスキンシップ(マッサージや軽いブラッシング)を行うこと、つまり愛犬が喜ぶようなことは身体全体の抵抗力を高めることに繋がります。アレルギーは対処方法によって症状が軽くなってきますが、多くは生涯のお付き合いが必要となります。
病気で愛犬ともどもブルーなお気持ちになるのではなく、病気と折り合って楽しく暮らすように心がけてみてはいかがでしょうか?
特にご質問者の愛犬のような体が弱めの子は、全身のマッサージがお勧めです。マッサージについては、幾つか犬用の本がでていますので、ご参考になさってみてください。
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