健康・しつけ・くらし記事 獣医師さんのアドバイス

愛犬のもしも…に備える・緊急時の対処法

人間の場合、緊急の病気やケガの際は119番に連絡したり、救急指定の病院に行くなどの方法で対処することができます。

では、もしもあなたの大切な愛犬や愛猫に万一のことが起きてしまった時、どうしたらいいか? 飼い主の皆さんが知っておいて欲しい事柄を紹介しましょう。その前に、普段から事故を防ぐ工夫をしておきましょう。

屋内での事故を防ぐ

1.誤飲・誤食

室内で飼っている場合は、間違って口にしたり飲み込んだりする可能性のあるものは、整理して、手の届かない場所になおしておくようにしておきましょう。

薬品(除草剤や漂白剤など)を舐めたり飲んだりしたと思われる場合は、まずは獣医師に連絡し「何をどのくらい誤食・誤飲して、現在はどんな状態か」を伝えてください。

診察を受ける際には誤食・誤飲したと思われる現物とその成分表などを持っていくと診察に役立ちます。

2.ベランダからの落下事故(特に猫の場合)

集合住宅(マンションなど)で猫を飼っている場合、ベランダから誤って落下してしまう事故に注意してください。「身軽な猫だからそんな心配はいらないわ」なんて思うのはいけません。フェンスの隙間を塞ぐネットを利用したり、ベランダに出られないような工夫も必要です。

3.その他

すべりやすいフロ―リングの床や廊下、階段は、足の衰えた犬・猫には負担が大きいため、滑りにくいマットやカーペットを敷いておきましょう。

外出時の事故を防ぐ

1.日射病・熱射病(特に夏の時期)

夏の時期、閉め切った車の中は高温に達します。

「ちょっとくらいの間なら・・」、は絶対にいけません。犬も猫も少しの時間でも車の中に残したままにしないでください。

2.放し飼い・ノーリードの散歩は絶対にダメ!

道路で無残な姿になってしまった犬や猫をみるのは、とても辛いものです。

うちの子はしつけができているから、おとなしいから、といった理由で、リードをつけずに散歩をされている方もおられますが、交通事故の防止や他の犬・人とのトラブルを避けるためにも、必ずリードでしっかりつないで散歩にいきましょう。猫の場合もできるだけ室内飼いをおすすめします。

3.健康チェック

普段から、便や尿、食欲、皮膚の様子など、変な様子はないか、みておくようにしましょう。

慢性の疾患を持つ場合は、特に気をつけてあげましょう。救急病院をあらかじめさがしておきましょう。

夜間でも診察・診療を行っている動物病院を、あらかじめ探しておきましょう。

夜間救急病院として、運営されている動物病院やも交代制で夜間も診察を行っている地域もあります。

かかりつけの病院で緊急時でもあわてたり戸惑ったりしなくてもすむように、救急対応のできる病院の電話番号や場所を調べておきましょう。

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