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犬と猫は靴を履きません。でも、足の裏である肉球の表皮がとても厚くなっていて、靴底のような役割を果たしています。毛で覆われている部分の表皮の厚さは、とても薄くて0.02〜0.04mmです。これにくらべ、肉球の表皮の厚さは猫で1mm前後です。この肉球の表皮は猫では少し薄く、犬では少し厚めになっています。人間と同じように犬や猫の皮膚も毎日少しずつ新しくなっていきます。そのため、犬や猫の肉球(=靴底)も毎日少しずつ新しくなっていっているのです。
犬の肉球の表面は小さな円錐状突起(えんすいじょうとっき)の集まりでできています大地を駆ける時に必要なスパイクの役割を、爪だけでなく、肉球も果たしています猫ではこの突起が小さく、私達人間の手で触ると犬よりもずっとなめらかに感じられます。また、猫の肉球は犬に比ベて、汗腺が発達しているので、少ししっとりしていることが多いです。このため、時には忍者のようにヒタヒタと、静かに歩くことができるのです。犬と猫の肉球の違いは、狩りの方法が異なることから来ているのかもしれませんね。
犬と猫は4本足で立っています。この時に肉球は体重を支え、歩行時や着地時のショックをやわらげる役目を持っています。そのために肉球の表皮は厚く、その奥にはクッションの役目を果たす脂肪球があります。この脂肪球と表皮の間には、神経や血管が豊富に分布しています。この神経は人間の指先と同じように触覚・圧覚・温度感覚(温覚,冷覚)・痛覚を感じることができます。
犬は肉球の表皮がスパイクのように発達していることが多いので、前足を使って物をつかんだり、前足だけで遊んだりということが少なく、もっぱら押さえるのに使います。その代わり、大きなロが第三の手となって色々な物の感覚を楽しんでいます。猫は肉球の表皮が犬に比べて薄く、触覚も発達しています。そのため、猫は前足で顔を洗ったり、おもちゃを手でつかんだり、ちょっかいをだしたりと、とても上手に使っています。
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