ペット用品通販 ペピイ > コラム・エッセイ> 極楽いぬ生活 育て上手はだーれ?

お散歩をしていると、これぞ家庭犬のカガミ!ってカンジのおりこうワンに結構出会う。どんな人がそんなよいコを育てたのか、ちょっと観察・分析してみることにした。
育て上手ナンバーワンはやっぱりお母さん。子育ても一段落したであろう年頃のおかあさんと一緒にいるワンはどのコものんびり穏やかだ。お友だちワンと仲良く遊び、初対面のワンにやさしく挨拶し、人に触られるのが好きで、おしゃべりが止まらないお母さんの横でじっと待っていることもできる。 物事に対する反応がもわーんとやわらかく、ワンなのに「中庸、わかってる?」みたいな。わが家のココクーには爪のあかでも煎じて飲んでもらいたい。完璧を求めず、ゆっくりのんびりテキトーに。お母さんのそんなゆるーいワン育てが、ワンをよいコにしているように思う(だとしたら、爪のあかを煎じて飲むのは私?)。 そして、それができるのは、やっぱりお母さんならではの経験と自信があるからかな。子どもに比べりゃワンくらい、という気楽さもあるのかもしれない。
お父さんだって負けてない。
休みの日だけ「お父さん、レオンの散歩行ってきて。」と、にわかにウンチ袋とリードを持たされた風なお父さんが圧倒的に多い中、積極的にワン育てに取り組んでいるお父さんもいる。お父さんのワン育ては趣味といった感じを受ける。熱心に勉強し、真面目に根気よく実践し、その全部を楽しんでいる。ワンの方もお父さんに従うことに喜びを感じているように見える。それはきっとたっぷりの愛情があるから。すれ違いざまに聞こえるワンへのコマンドは男らしいけれど、人気のない所では「いいこでちゅね〜。」と言っていたりして、微笑ましい。お父さんとワンの間には、ワンの性別に関係なく、ハートが飛び交っているように見えるのは私だけだろうか。
子どもと一緒に走り回る子イヌが、しばらくすると思わぬよいコに変身していて驚くことがある。最初は幼いどうし自己主張のしあいだったのが、先に大人になったワンの方が子どもに譲歩するうち、よいコになっていくように思う。そしていつしか子どもはお兄さんになり、小さな老犬をいたわる姿に泣けてしまうのは、歳のせい?
じゃ、私はどうなのか?うらんは私が自分で飼った最初のワンで、愛しすぎで守りすぎたためにやや奥手。その反省をもとにのびのび育てたココアは、そうするにはあまりに奔放な性質の持ち主で、のびのび×奔放=一家全員寝込む(一時的に)。クーはとても明るくフレンドリーだけど、1歳を境に落ち着くのはヤメたらしい。
「全然だめやん、ワタシ〜。」と言ってるだけでは進歩がないので、原因も究明してみる。
うらんを迎えた頃の私はまだ若く、勉強しすぎ、熱心すぎ、大切にしすぎと、すべてにおいて『過ぎて』いて、適度なゆるさに欠けていた。
ココアのときに足りなかったのは『ココアのような変わったワン』に対する経験と知識。そして、クーに対してはゆるすぎた。
わがコを申し分のないよいコに育てあげるのは、なかなか難しいものだ。お母さんのワン育てに近づけるのは、いつの日のことだろう?
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