ビータンファミリーに学ぶ 飼い主さんの健康ライフ

Vol.1 膝にやさしい散歩法

靴は軽くて十分なクッション性があり、踵の高すぎないものを選びましょう。歩く道路は、なるべくアスファルトより土を選ぶ方が、膝への衝撃が軽くなります。走ると膝への負担が増えるので、ゆっくり歩くようにしましょう。急に犬に引っ張られると、転ばないように踏ん張るので膝への負担は何倍にもなります。だから、日頃からわんちゃんのコントロールができるように訓練しておくのは、自分のためでもあるわけですね。

また体重が増えすぎると、膝への負担が大きくなるので、太り過ぎには要注意。膝を痛めないための予防として、まず膝の保温を心がけましょう。特に季節の変り目などには、注意してください。市販のサポーターも効果があります。日頃から膝の周りの筋肉を鍛えておくことも予防に役立ちます。

手軽にできる筋力アップの方法は、いすに腰掛けて片方ずつ膝を伸ばし、lO秒ほどそのまま伸ばしておきます。このときに足首に5O0g程度の大豆の袋などをタオルで結んで重りにすれば、いつそう効果的です。いずれにしても、無理のないようにゆっくりペースで散歩を楽しみましょう。


■夏場の散歩の注意点

夏場は汗による水分不足や、食欲低下による栄養不足を起こしがちです。脱水や栄養不足になると、筋力の低下や立ちくらみ、貧血などを起こしやすくなります。朝夕の涼しい時間帯に散歩するときにも、水やお茶などを持っていきましよう。木陰のある公園などの涼しい場所で、わんちゃんとともにこまめに休憩をとることもお忘れなく。

また、食欲低下により、たんぱく質や根菜類などが不足しがちです。そうめんの具に茹でたささみ、豚肉、魚、野菜を入れるなど工夫しましょう。食欲のない時には具だくさんの野菜スープもいいですね。肉、貝類などのたんぱく質やごぼう、芋などの根菜類を一緒に入れるとベターです(飼い主さんの食事)。


■散歩タイムにできる膝の健康チェック

1.家から歩き始めるときに膝が痛む 2.公園で休憩して、立ち上がるときに膝が痛い 3.階段や坂道を下るときに膝が痛い
4.歩いているときに膝が重たく感じる 5.ウンチを拾うときに膝の曲げ伸ばしが辛い 6.散歩から帰ってくると膝がはれぼったい

何もなければ、あなたの膝はひとまず大丈夫。予防を心がけてね。どれかひとつでも当てはまるものがある人は、変形性膝関節症、半月板損傷などの可能性も考えられるので、専門医に相談しましょう。

整形外科医のワンポイントアドバイス

 
湿布の選び方・使い方
よく冷湿布がいいか温湿布がいいか聞かれます。基本的には、痛いところが熱をもっている場合には冷湿布、冷房で冷え過ぎた時のように冷たい場合には温湿布、と考えるといいでしょう。一般の冷湿布には消炎鎮痛剤が含まれているので、痛みを取るのに効果的です。貼ったときの冷たさが気になるようなら少し温めてから貼ってもかまいません。一方温湿布には薬効成分は含まれていませんが、ポカポカして気持ちいいという方も多いようです。いずれにしても、使ってみて自分が有効だと感じる方を選んで差し支えありません。もちろん痛みが続くようなら、専門医の診察を受けましょう。
 
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プロフィール

細野 直美
看護士の資格と犬のしつけの経験を活かし、救助犬、しつけ教室、アニマルセラピー、専門学校講師などの活動を行う。
細野 昇
病院に勤務する医師。愛犬たちとの散歩を日課とし、ヘルシーライフを実践。
ビータン
ビーグル犬、12歳 ♀
いくつになっても野山の散歩やアウトドアが大好き。
ネオタン
ビーグル犬、2歳 ♀
ビータンの妹分。おちゃめな細野家のアイドル。
風(ふう)
ミックス猫 9歳 ♀
ビータンの友達。ときどき細野家を訪問。

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